特殊伐採技術を使った幹の切り下げ
施主様には、数日に及ぶ作業の中ほどで「家の中が、明るくなって来た、とてもいい」と
たいへん喜んでいただきました。
今回の作業
特殊伐採技術を使った、幹の切り下げです。
母屋の西側に並んだカシノキとムクノキ、合計6本です。
何代にも渡り時を共にした、樹高20〜25メートルを超える木々です。
危険木で、母屋に隣接していて屋根がすぐ近くにあります。
切り下げをしないと、台風などで枯れた枝が家や人に危険を及ぼす可能性があります。
作業を進めてわかった事ですが、どの木も大変古く中が空洞になっている為台風などで
何時折れるか心配な状態でした。
何本かは根本まで空洞で、そのうちの一本はスズメバチが巣をつくっている、そんな状態でした。
巣盤が9層を超える大きな巣でした。
国際安全基準
クレーン車などが侵入できない場所で、高木の切り下げや伐採をするには、極めて高度な
技術が求められます。
今回施工させていただいた木は、木の中(木部)が朽ちている状態で登って作業するには
危険な木でしたが国際安全基準に裏付けされた技術を基に仲間たちが力を合わせて、一人ひとり
一つ一つ確認しながら安全作業で建物も人もそして、切り下げる木にも細心の注意を払い作業を進めます。
搬出処分
この現場は切った枝・幹を全搬出処分するので、お庭を通って車に積むこととなります。
搬出作業も仲間全員の安全作業で、終える事が出来ました。
施主様にも喜んでいただき嬉しかったです。
ありがとうございました。